まいどこんにちは。平成の世があと半月で終わろうとしています。それはそれでなんか寂しいような。人間業を58年間やっていると自分のようなオロカ者でもオロカ者なりに昭和～平成という時代を生き抜いてきたことにそれなりの感慨を覚えます。30年間、いろんなデキゴトがありました。ひとつだけ選べと言われたら、個人的なことを除けば自分の場合、平成7年1月17日の阪神淡路大震災とその後の神戸の復興ということになるでしょうか。当時は京都と大阪の中間の高槻市に住んでいて、勤務地が神戸ポートアイランド。びっくりするような揺れで飛び起きて、何ごとかとTVをつけたら、えっ!?えっ.......!?、神戸が燃えてる...........!?。確か翌日、大阪から船で神戸に辿りついたらもう絶句....。何日かして尼崎か甲子園くらいから歩いて神戸まで行きました。普段は見慣れた国道2号線沿い。家がみんな潰れてる。ビルやマンションが倒れている。国道43号線の上を走る阪神高速道路が斜めに倒れている....。港が壊れてる....。身内に不幸はなかったけれど時が経つにつれ会社の身近な人の身内の方が亡くなっていたりとか住居が全壊したとかいろんなことがわかってきました。なんてことだ.........。そして12月。神戸ルミナリエの点灯の瞬間にそこにいました。翌年10月にはオリックス・ブルーウェーブが巨人に勝って優勝。グリーンスタジアム神戸でその時はじめてイチローを見ました。神戸が勤務地だったことで微力とはいえ復興のその中にいました。あれからみんな乗り越えてきたんだよねぇ。そのイチローが大リーグへ行き、時は流れてこのたび引退。うーむ、歳月は流れていくものなり。先日の天皇陛下ご即位30年祝賀会の北野武センセイの祝辞は最高でした。京大山中教授もタジタジ。たまにはこうやってしばしの間感慨にふけるのもよかろ。
こちら昨日の第1デラウェア園。
