2回目の質問

 多重債務者の問題について、 これまで多重債務者問題は、消費生活センターで、解決の方法、弁護士などを紹介することまでは出来るが、実際に本当にその人の暮らしが立ち直ったのかどうか、見届ける。今ここまでの施策が求められます。
  これまでの消費生活センターでの職員のみなさんをはじめとした相談活動でのご労苦に感謝を申し上げると同時に、もう一段階、いわばもっと発展させて、暮らしそのものの立て直しを図る「包括相談窓口」の設置を求めたいと思います。  
  全国には、岩手県の消費者信用生活協同組合や盛岡市消費生活センターのように、20年も前から、多重債務は本人の責任だけではないとの考え方にたち、借金問題は必ず解決できると励まし、借り換え融資、任意整理、特定調停、破産手続きなどの対応をしながら、生活再建のためにきめ細かく相談にのっているところもあります。
  多重債務者の救済のため、抜本的な質的な発展を図る考えはないか、お伺いしたい。

 答弁)
 
一人でも多くの多重債務者の相談に応じ、救済の糸ロを見出すため、 市民との接触の機会が多く、経済状態を把握しやすい、 庁内の関係部署と連携を図り、日常業務の中から、 潜在する多重債務者や、多重債務に陥る危険性のある方を発見した場合は、プライバシーに十分配慮しながら、消費生活センターへ相談し、助言を求めるよう指導し、多重債務者の救済を図れるような体制強化については、今後検討したいと考えております。