09年1月8日 改めまして皆さん明けましておめでとうございます。 いずれにいたしましても、冷戦後のアメリカが、唯一超大国であるとの過信や傲慢さの中で、実利だけを主眼とする金融工学を駆使しての市場経済の破綻に対し、地域経済の舵取りをなされる本日ご列席の多くの企業者におかれましては、今まさにしっかりと足を踏みとどめて広い国際的視野のもと、多極化の時代を見据え、今後の方向性を確かなものにすべき時が、到来しているのではないかと私は考えております。 一方、このように、たいへん厳しい経済状況ではありますが、松本市では超少子高齢型の人口減少社会に対応する持続性のあるまちづくりとして「健康寿命延伸都市・松本」の創造を目指し、会頭さんを始め、各産業界の皆様にご参画いただいている「松本市経済対策会議」を通じ、様々な産業が連携した事業を展開してまいります。この中で特に松本商工会議所の皆様には、中心市街地活性化のための商業ビジョン策定やすでに策定されている「工業ビジョン」に基づくワンストップサービスを提供できる松本市工業支援センターのプレオープンなどについて、引き続きおカを発揮していただきたいと切にお願い申し上げます。 結びに当たり、次の100年に向けて新たなスタートをきった松本市の商業・工業・観光業・建設業などの更なるの発展のため、松本商工会議所ならびに会員企業の皆様が、顔をあげ、前を向き、意欲を持って、一層ご活躍されることをご祈念申し上げ、新春のあいさつとさせていただきます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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