所信表明

 大久保真一議長
 
2年前にも、演説した。 理事者と議会の関係を、車の両輪に例えて、お話した。併せて車の両輪は、永久に交わることはない。  そうはいっても一歩はなれて、が議会運営のコツ。
  今市民が議会に対して厳しい目を持っているわけですが、そこで私どもは、一部議員でございますけれども、「議会改革フォーラム」に入会させていただいて、議会改革したいなと考えている。
  議員同士が、討論できる議会。このことも必要ではないか。 市民が議会に直接参加して、議場で直接発言できる機会があってもいいのかな。 外国の事情も調べましたら、そういった機会も設けながら、議会運営されているところがある。その検討に入ってもいいかなと思う。
  何より今最大化せられた課題は、議員定数の問題であると思います。 いずれにしてもこの4年間の間に、削減の話は避けて通れないかと思う。 そういった検討に入る機会があろうかと思う。
  そして広域行政、今、国のほうでの、国土利用計画、あるいは、県の土地利用計画そして松本市の土地利用計画。広い範囲の土地利用計画を考えていかなければならない。 大幅な変更が必要かと思っているわけですが、それについては道路網、たとえば158号線あるいは、渋滞対策道路、松糸道路に議会としても参画させていただければ、一番いいのかなとおもう。
  そのようなことも議会で進めていかなければならないと考えている。
  市長が1月に、工場誘致 団塊の世代定住化策をあげて松本市の増収を図ると提案、検討されている。予算もついていますが、そのことも大事なことと思っています。 増収策が、いろんなことの根本にたって、収入が上がれば、予算ができるわけですから、工場誘致、農業政策だとか、そうした方面へも力を入れていかなければと思う。 併せて、子育てあるいは、老人介護の問題、赤ちゃんからお年寄りまで、このことは日本中の大命題である。 このことも議会として取り組まなければならない大命題だと考える。 あわせて環境問題ですけれども、京都議定書がありますから、松本市の議会としても取り上げていかなければならないとおおもう。 道州制の問題も、将来かかわってくる。公聴会を開かなければならないかもしれないと思っている。  最後に合併の問題ですけれども、真剣に取り組んでいかなければならないと感じている。  

 芦田勝弘副議長
 議会改革を進めて行きたい。 先に市長から、議会批判があったが、これは問題のある発言と考えるが、 一部あたっているところも考えられますので、ぜひ正して生きたい。
  議員同士の討論を含めて議会の活性化を図りたい。大事だ。 もうひとつは選挙を通して感じたことだが、市民との距離をもう少し近くしなければいけない。 議会が寝ているというわけではないのですが、市民に理解されていない。 ということを感じた。 そういう意味で、公聴広報も含めて、議会の側から積極的に市民に働きかけを強めていく必要がある。
  今までは、議員の立場で、進めていたわけですが、議会システムとして構築していく必要性がある。 市長には、まちかどトークなどその仕組みができているが、 議会の中にそうした仕組みを作りながら、距離を近くしていきたい。