11月28日(日) 今度の「九条の会」松本連絡会は、29人の呼びかけで、結成に至ったが、その一人である狭間壮さんが、奥さんの狭間由香さんとともに、うたとトークを企画してくださった。 憲法九条を守り広げる松本地域連絡会の結成アピールと呼びかけ人の方々は、ここをクリック (以下、狭間壮さん、狭間由香さんの うたとトークに関しては、少し長いですが発信します。) 九条を守ることを、ヨン様から、言ってもらえれば 一番効果がある。 狭間壮さんは、開口一番このように、会場を和らげ、狭間由香さんのレクイエムの独奏が始まった。 レクイエム ニ短調 K626 8章 ラクリモーサ(涙の日) 狭間壮さんとは、小学校のPTAの会長を務めているときに、PTAの行事として演奏をお願いした経過がある。 狭間由香さんのレクイエムの独奏が終わった後、狭間さんは、国会での、大野功統(おおのよしのり)防衛庁長官の次の答弁を紹介し、 「馬脚を現した」発言と断言した。 大野防衛庁長官: ( まさに「語るに落ちる」とは、このことだ。) 戦争は 良くも悪くも よい音楽を生み出す。 と狭間さんは、続いて次のうたを紹介した。 一本の鉛筆 (美空ひばり) 最初の「一本の鉛筆」と最後の「死んだ女の子」は今まで知らなかった歌だ。 「死んだ女の子」は、 そして、狭間さんは、 第2次世界大戦を通じて すばらしい歌が生まれた。まだたくさんある この歌に関しては、次のように小学生の子どもたちのことを話した。 「60から90分、こどもたちに人権の話をする。 このように紹介した後、最後に 「死んだ男の残したものは」 と 「もずが枯れ木で」 については、ここをクリック 歌い終わった後、 再び、次のようにトークを続けた。 人間は、「時」という概念を作り出した。そこから歴史が生まれた。 静かに拍手が呼応した。 演奏は終わりに近づいた。 子どもたちへの人権の話の最後に、私は、子供たちにこう呼びかける。 とまとめ、 最後に 「世界中の子供たちが」と この世界が、いつまでもすばらしい緑に包まれるようにと「ふるさと」を 2曲続けて会場参加者みんなで歌った。 この「演奏会」は、この会の呼びかけ人の一人として、狭間さんの意思で実現したこ とが最後に司会者から紹介があった。 何もひけない、何も足す必要のない、実に今日の集会にふさわしい「うたとトーク」だった。 |
11月27日(土) 参加者は、230名。 憲法九条の「改正」を許さない市民の底力の結集にふさわしい集会だ。 以下、中島弁護士のお話を紹介します。(要旨 部分) 「押し付けられた憲法」という事を、九条「改憲」勢力が、言うが、憲法が出来上がる過程の中でポツダム宣言という外在的要因を否定するものではないが、 今、この憲法九条を変えろと言っているのは、アメリカ。 続いて、「私と憲法九条の思いを語る」という次第に入り、 池上輝さんから、池上さん自身が25年前に発表した手記が朗読された。 「両親につれられて満州へ渡ったのは、昭和二〇年五月で、わたしはそのとき九歳であった。浜松駅での親戚の人びととの別れは、三十余年経った今でも昨日のことのように覚えている。幼かったせいか、別離の悲しさより別天地への憧れと、学校へは馬車で行く話や、草花が咲き乱れていて素晴らしい所であること、食べ物が豊富であることなどを開かされて、今思えば哀しいが、そのときは小さな胸が躍っていた。・・・ この手記は、昭和五十二年九月、NHK長野放送局が「満蒙開拓の手記」を募集し、県内に住んでいる満蒙開拓団のみなさんの生の記録を集めるという企画があった際に、池上さんが応募したもの。 続きは、次回) |
11月26日(金) 町田駅に降りるなり、ジェット機の騒音というより、まさに爆音が上空を劈いた。 さて、今回の「パネルディスカッション」は、「三多摩自治体学校inまちだ」のプレ企画として、 「三多摩自治体学校inまちだ実行委員会」と
「市民のための市政と市庁舎を考える会」 の共催。 それに加えて、 テーマは、3月の松本市長選挙で「市民が主役」の公約をかかげた菅谷昭現市長が誕生した経験についての私の「特別報告」という事になっていた。 私からは、あらかじめ用意した10ページの資料を基に、市長選挙への昨年の春以来の取り組みに関して、お話をする用意をしたが、「元気の出る話を期待します。」と案内状に沿った、十分な話が出来たかは、参加者の皆さんのご感想を待つしかない。 「住民が主人公」の市政の実現には、どれだけ多くの人たちと幅広く協同を広げられるか、そしてその中でどれだけ正確に効果的にその責任をはたすことができるかが重要だった。その際の留意点は、違いを探すのではなく、共通点をどう見出すのか、そして、共感を広げるのかこの点が、重要なそして貴重な経験だったこと。 2つ目に、運動を進める場合、たとえば「反市長ないしは、反市長政策」といういわばネガティブの問題設定だけでなく、課題別にしても、また「市民が主人公」の市政の実現の課題にしても、自治体らしさをどう取り戻し、そしてどんな地方自治体を作るのか、目指すいわばポジティブな政策・まちづくりのビジョンの打ち出しが必要で、そのことが共感をさらに厚く幅広く拡大できることが実感だった。
今回の市長選挙での自分の経験をある程度まとめて発表する機会は、初めてだったので、かなり準備をしてきたが、詳しいことは、10枚の資料に任せて、想ったことを率直に話すことに重点を置く報告となった。 以前にもお話したことがあるが、いわば「松本の星の時間」「歴史的といわれる」今度の市長選挙に関して言えば、 「この選挙戦に参加でき、その勝利に少しでも貢献できたことは、大きな誇りでした。」 という事を話の最後にして結んだ。 今後も、「市民が主役」の新しい市政の実現に向けても、この市長選挙での貴重な経験を生かして進むことが改めて大切なことをかみ締めた。 終了後、懇親会を開いてくださるというので、ご一緒した。 東京の町田市といえば、私が始めて議員になったときに、「福祉のまち町田」という事で、視察に来たことを思い出したが、
少なくとも駅前は、まったくそのときのイメージとは変わっていた。 |
11月25日(木) 最初に私のほうから、申し込みの趣旨と今度の申し入れの中身と構成について、説明し、是非、来年度予算編成に生かすことを申し入れた。 そして以下、断片的ではあるが次のような懇談が出来た。(順不同) ・ 乳幼児の医療費窓口無料化と、福祉医療に関しては、検討しているところ。 仮称)「子供支援課」に関しては、 全国の例は、ここをクリック (1) (2) そして、最後の)部分で、 まず予算編成の過程の公開については、 「財政状況の公開に関してはさらに充実して、行うことを検討したい。」 最後に、私のほうから、懇談を希望している団体との話し合いを改めて提案したことに対し、 今回の私たちの申し入れで留意した点は、「最後に」という部分で、ただ要望を申し入れるだけでなく、「市民が主役」の立場から、予算編成のあり方そのものに関しても申し入れを行なったことが、今までと違っての質的な変化の部分だ。
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11月19日(金) 横須賀市: 議会IT化基本計画 最終日、一宮市の本会議での対面式一問一答方式。 ( 横須賀市と豊橋市については、いずれ報告したいと思います。) |
11月16日(火) (1)体育施設 では、 (2)研修室、談話室 委員会に報告された文書では、「開放の対象者」は、中学生以上の青少年となっているが、 原則として「中学生以上」であって、小学生も可能という事を質問で確認した。 「使用後の整理整頓、戸締り等は、利用者が責任をもって行うとともに、それぞれの 施設の管理員にも開館時に確認をお願いし、施設管理の徹底を図ります。」となっており、 青少年による企画委員会に、その自主性を尊重して任せる形も本当に良い。 報告があった後、真っ先に、 「居場所は、部活などがある。学校でやればいいことで、いたれりつくせり過ぎと思う。」という発言が、保守系の議員から飛び出した。 中学生の兄が、不登校で、小学生の弟も、続けて不登校になった例もある。 「自分探し」が出来るために、子どもたちが望むことを大人で出来ることは、何でもしてあげたいと思う。 それは、学校や親だけの責任でなく、行政の大切な役割だ。 |
11月12日(金) 「消防力の充足率」は、阪神淡路大震災の際に、一番大きな問題となった点で、消防車や隊員が少なくて、十分な対応が出来なかったことを教訓に、国が定めた標準的な基準に対する、消防局の体制の整備状況を数字(%)で明らかにしたものだ。
各種車両、国の基準台数、所有台数、そして充足率(=所有台数 / 国の基準台数) の順に ポンプ車 35台 31台 88% そしてこれらの車両全体に対する 消防職員の充足率は、62.9%だった。 あれから約10年。 どうなったのか。 それは、おかしい。そんなはずはない。 やはりそれには、からくりがあったのだ。 阪神淡路大震災後、消防力の不足が指摘され、基準の強化方向と、それに基づく、交付税を含めた市町村への財政措置が、もちろん増額される方向で見直しが約束された経過があった。 議会は、答弁のみを聞けば、実に問題がないように聞こえてしまうが、実際にこれでいいという事になるだろうか。 消防力の不足や、人的体制が不十分のために、助けられるものも助けられなくなるようなことほど、使命と責任をもって、日夜奮闘している消防関係者の皆さんにとって、無念なことはないと思う。 ところで、今回の明るいニュースとして、10月27日の皆川憂太ちゃんの救出と、それとの関係で松本広域消防局の果たした役割だ。 今回、救出できたことも、日頃からの訓練、十分な経験の蓄積、体制があったことがそれを可能としていたはずだ。 追伸) パソコンの操作を誤り、11月分の日誌を消去してしまい、発信が遅れました。 |
11月9日(火) 冒頭、菅谷市長から、今までの形式でなく、意見交換に重点を置いた懇談会に形式を変えたいとの提案があり、懇談会への提出案件の分類も今までのものと変更され、「意見交換を行なうことにより、問題点を共有し、県政の場において施策の推進を図る」ことを明確にした。 災害対策については、先の台風23号に関する被害に対する復旧と防災対策に集中する中身だ。 実は、昨日(8日)、日本共産党県議団とともに、県に対して、田川水系の河床の掘り下げについて、申し入れを行なってきた経過がある。 9月議会といえば、台風23号がくる前のことだ。 松本市の県への要望項目の中には、 私は建設部に質問したが、その点に関しては、実にあいまいな回答だけだった。 地元県議会議員との懇談会は 11月26日(金)午前10時から行なわれるが、 私からは、是非、そうした具体的な点を明確にして、懇談を行なうこと強く要望した。 後で、奈良井川改良事務所に、関係者に問い合わせてもらったが、案の定、事業計画の詳細は決まっておらず、改めて、「台風23号」後の河川の状況を再度調査中との返事だけが返ってきたとのこと。 実効ある対策とその見通しを明らかにしてこそ始めて、住民も安心できる。 |
11月8日(月) 先日の日誌でも書いておきましたが、準備が間に合わない中での発言でした。 是非ご覧いただき、ご意見をお待ちしております。 |
11月7日(日) 内容をご紹介します。 「テレビの報道を見ていたら、とても傍観していられなくなり、10月27日から3泊4日で、長岡市にいってきました。 現地は、豪雪地帯。これから長い冬を迎える。 以下は、志位委員長が、現地を視察した後の会見一部ですがご紹介します。 被災者生活再建支援法は、住宅が全壊の場合で最高300万円、大規模半壊の場合で最高100万円という支援金が出る。 |
11月6日(土) 9時50分から開会式が行なわれたが、続いて行なわれた基調報告ともいえる宮本みち子千葉大学教育学部教授の「日本の若者は何に直面しているか」の話は、共通点をいくつか確認できるものだった。 内閣府が主催する「若者の包括的な自立支援方策に関する検討会」の座長を務める宮本みち子氏は、その検討会に提出した資料も提供しながら、概要25分ほど次のように語った。 子どもたちの総合的な生きる力の低下している事に関しては、すでに80年代に指摘があったのに、日本では、それに対する「対応」に大きな変化が見られなかった。
高度成長期 日本では他の国と比較して、学校から社会への確かなレールがちゃんと敷かれていた。 今後は、学校でもない、家庭でもない領域=地域の介在が必要となっている。 1、 若者の積極的シティズンシップ の3つが位置づいている。 という事で、時間が来てその報告が終わってしまった。 十分にこなし切れず検討も必要な部分も多かったが、(特にEU白書の部分は、ただそのまま自分のメモを紹介する形になったが、)子どもたちをめぐる問題の原因をひとつのことだけに求めるのではなく、またいろいろな分野からいろいろな組織・団体が、包括的に問題に対処することが必要の強調は、十分納得できるものだった。 宮本氏は、長野県生まれ、確か松本市の出身とのこと。 とにかく子どもたちの声を聞くことが大事、そして、子どもたちを学校教育の場に限らずいろいろなことの運営に参画させることの必要性(主旨)を強調されたが、その点は実に一致するものだった。 日本共産党も第23回党大会で、この点に関しては、その決議の中の第7章「社会の道義的な危機を克服する国民的対話と運動を」で詳しく展開している。 是非こちらもご覧ください。 参加者の中では、私の知っている方は数えるほどでしかなく、残念ながら全体の参加者も思ったほどには多くなかった点が残念でした。 (詳細は、またの機会に展開します。) |
11月3日(水) 訴えをはじめると真っ先に子どもたちが財布を取り出しニコニコしながら近づいて来てくれました。 「小口ですが」「ご苦労様です」と声をかけて協力してくださる方がほとんどでした。 1時間ばかり経過した最後には、市民祭スタンプラリーのテーブルにいた役員の方からも、ご協力いただきました。 皆さんありがとうございました。 日本共産党は、木島日出夫前衆議院議員を責任者に、長岡市や他に2箇所ある現地救援センターを基点に、りんごや、必要な物資を届けています。
事務所に帰って数えたところ全部で、39879円。 仮説住宅の建設が始まるというニュースも伝わってきています。 阪神・淡路大震災の時に、政府がどうしても行なわなかった個人補償を行い、生活再建のために希望者が全員は入れるだけの住宅を確保するのは、政治の責任です。
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11月2日(火) リヒャルト・ワーグナー作曲 歌劇「ローエングリン」 第3幕序曲は、過去に何度かレコードで聞いたことがあったが、DVDではあったが、3幕通して視聴したのははじめてだった。
話は変わるが、街頭宣伝を行なうときにいつも思うことがある。 オペラに戻る。 全体の筋書きは、省略するが、今回「決闘とは、何か」、どうゆう歴史があるものなのか私なりきに理解できたように思う。
今まで決闘は、力こそすべてという考え方からのみ来ていると思っていた。 第1幕で決闘が行なわれる経緯はこうだ。 ドイツ国王に貴族テルラムントが、エルザ姫が弟を暗殺したと訴える。 以下は、字幕スーパーを断片的だが少し紹介する。 神の審判を仰ぐしかない これが、一幕の主要な中身だ。 決闘は、力あるものがすべてではなく、正義の証明のための当時のひとつの手段ではなかったのかという事だ。 オペラを観て、どうも本筋とは違うところに関心が行ってしまっていけないが、人類の歴史を感じた。 今回のDVDは知り合いの方からお借りし、早めにお返ししなければならないもので今日は時間をとって観て見たのだが、
指揮はクラウディオ・アバド ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団のもの。 尚、大変面白いサイトがあったので、ご紹介します。 一度試しに開いてみてください。 |
11月1日(月) 宮沢正己会長は開会冒頭の挨拶の中で、 と結んだ。 「高齢者クラブ」が、「老人クラブ」から、その名称を変えてから久しい。 「高齢者の栄養について」と題して、管理栄養士の平出慶子今回の講演は、時間がなく直接そのお話を聞けなかったが、「健康を保つためには」と題された講演のレジュメには、 「健康への感謝 生きることに信念を持つ」 「健康を保つための食事について」など、参考になる中身だ。 功労者表彰とともに、第19回「高齢者の主張」入選者の発表、表彰も行われた。 二人の方が、表彰されたが、その中で、第三地区 県町南町会 の赤堀淳さん(77歳) の作品には、新しい松本市づくりを菅谷市長とともにすすめたいという意気込みを感じるものだったので、ご紹介します。 とりわけ、以下の部分に、私は真っ先に注目した。 「第一 今ある施設、設備、制度を有効に最大限利用し、金をかけない。 有力者に陳情し、隣より我が方が優れていると子供のように自慢し喜んでいるようでは社会の将来に明るさがありません。最近の流行語となった、菅谷市長が言う『何でも行政要望依存症』は、議会議員や町会顔役、婦人団体のおばさんたち、その他集団の力で押せば変な民主主義が通る手法を作った市長や市職員にも非があると思います。重症になった原因は選挙で投票した市民にあります。謙虚に反省し改善しなければならないと思います。」 誰もが 菅谷市長が、今年2月10日に出馬表明したとき発表した 「21世紀の難問解決に向けて すげのや昭は、こう考えます」の中の一節だ。 国政では、年金制度の改悪、介護保険料の値上げなどで、くらしを支える一番のベースとなる財政的基盤が危うくされている。
本格的な「安心のまちづくり」に向けて、高齢者クラブの皆さんとも力をあわせたい。 約1000人の皆さんが集まった大会だった。 |
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