村井仁氏 松本駅前での街頭演説

                                              8月4日   6時15分より

 松本駅頭にお集まりの皆さん、本当にありがとうございます。
  おかげさまで、元気いっぱい16日を終わろうとしています。

  本当に長野県は広い。そして大変多様な地域であることを改めて感じております。と同時に、長野県が今本当に沈滞している。どこもかしこも困っているということがよくわかりました。
  これではいけません。
  「福祉を大事にする」「福祉を大事にする」と田中さんは言ってきましたが、現状では福祉はひとつも大切にされていません。福祉に向けてのお金もすっかり減ってしまっている。
  それだけではありません大変なことは。 特別養護老人ホームの入所待ちの方が増えているではありませんか。何が福祉を大事にしたと言えるのでしょうか。

 2つ目。
  借金を返した、借金を返したといっていますけれども、借金は確かに返したかもしれないが、預金を減らしてしまった。預金を減らしての借金返済は、誰だってできます。
  もっといけないのは、仕事をみんなやめちゃったんです。仕事をやめちゃったんです。 それが一番問題なんです。
  その結果、長野県が貧乏になりました。経済がすっかり悪くなりました。
  私は、びっくりいたしました。 長野県が、法人事業税といって、長野県が、会社から受け取る税金があります。これが田中知事が県知事になったとき、なんとこれが642億円ありました。しかしそのとき日本は不況の真っ最中でありました。 それから日本はだんだん景気がよくなりました。 2004年、516億円に減りました。日本全体景気が良くなったのに、長野県だけ景気が悪くなりました。
  長野県は大きな県ですよ。最先端の企業がああたくさんある。高知県、島根県の次に法人税が少なくなった。
  どうしたか。
  それは、田中知事が政策を間違えたからだと申し上げたい。
  地方財政とという物をわかっていないからだ。やめなくていい仕事を辞めてしまっている。県民が納めた税金が、国から帰ってくるのを断った。 その結果、仕事がなくなった。
  わかりやすくいいましょう。 所得税、消費税は国に入ります。この国に入ったお金が、地方交付税という形で松本市、長野県にはいる。田中知事は、こうゆうお金は、自由に使えると言うので大好きです。
  しかし、補助金はいやだ。 たとえば砂防ダムを入れる事は、長野県にとっても大切な仕事なんですが、脱ダム宣言でみんな断ってしまった。
  その結果、補助金という形で、皆さんが納めた税金が本当は長野県に帰ってくるのを、みんな断った。 よそへ行ってします。
  こんなことをすれば長野県が元気がなくなるのはあたり前。 これが長野県政の失態です。

 もう止めましょうよこんなことは。
  こんなわけのわからない口先だけの県政、やめましょう。
  足掛け50年。やってきて、昨年事情があって辞めましたけれども、 この長野県の窮状をみているわけでいかない。
  私に長野県の舵取りを任せてください。
  私は長野県の元気を必ずや取り戻します。
  もういちとど元気を取り戻すために。 どうかこのすばらしい、活力ある長野県を取り戻どそうではありませんか。
  どうかよろしくお願いします。

  以上