市制施行100周年記念事業に対する基本的スタンス
「平成17年12月 定例会-12月12日 次に、市制施行100周年の取り組みについてでございますが、平成19年度に向け松本市市制施行100周年記念事業基本計画が5月の議会の了承を得た上で策定され、この基本計画に基づき、7月には市民、企業、各種団体などに公募を含めた76名から成る方々の参画による実行委員会を設置し、また実行組織として4つの部会も立ち上げ、年度内の実施計画策定を目指し、準備に入っております。
なお、現在の取り組み状況につきましては、今議会において中間報告をさせていただく予定でございます。
本事業は、単に巨大イベントに仕立て上げるのではなく、100年の月日がつくり上げたありのままの松本を訪れる人々に見ていただきたいということが私の基本スタンスであります。
また、予算規模につきましては、実行委員会での集約や個々の事業の積み上げに基づき、イベントの必要性や妥当性の検討を加えながら、市民合意の得られる範囲で計画策定を進めていきたいと考えております。
魅力のあるイベント開催により市内外から多くの集客が図られ、活性化や地域の振興につながるなどの経済効果は十分にあると思いますが、イベントは行うこと自体が目的ではなく、当然一過性のお祭りであってはならず、終了後に何を残せるかが重要であると考えます。記念事業の開催に当たっては、松本市の魅力が外に発信でき、松本へ行ってみたい、再び松本を訪れたいというような関心度効果が高まり、松本のイメージアップにつながる場であるとともに、多くの市民参加により地域住民の連帯意識、コミュニティー意識の醸成が図られる場にしたいと願っております。
(平成17年12月定例会12月12日 答弁より)
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