議員定数についての会派の意見
日本共産党・しがの風
地方議会は、住民にもっとも身近で、住民の声を自治体の意思決定に反映させる住民の代表機関であり、「市民が主人公」にふさわしい規模がもとめられる。
議員定数はこの間も減らされており、さらなる削減は行政と住民との距離をいっそう遠ざけるものとなる。
現在の条例定数「34」は、旧4村、波田町との合併以前の定数であり、合併協議時の「定数特例制度終了後の・・議員定数を法定上限数に近づけることを要望する」という検討結果は重要である。
又、昨年3月に全会一致で決定した議会基本条例では、議員定数について「基準は、人口、面積、財政力及び市の事業課題等を比較検討し、決定する」と記されている。
松本市は、合併により人口も面積も増えている。
全国には、条例定数「34」から、合併を経て、法定上限数「38」いっぱいに増やした広島県呉市(人口244,068人、面積353.76ku)の例もある。
そうした意味から、議員定数は増やすことこそあれ、減らすことには賛成できない。
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