芳野町のみなさん 日本共産党の池田国昭です。
ご支援のお願い、ごあいさつに上がりました。
みなさんのお力で私池田国昭をなんとしても松本市の議会に送り出していただきますことまず最初に心からお願いを申し上げます。
みなさん 4年前の選挙のとき私は、その当時の松本市政の問題点、これをただしますとお約束いたしました。
介護保険料はひきあげられる、みなさんの暮らしぶりは大変なのに、一方で市民会館の建設に、140億円使う、借金を膨らませる。慎重論や反対運動、見直しを求める署名が集まってもまったく意に介さない、耳を貸さない、そういう政治が行なわれていました。
私は「この政治を切り替えます」と公約してみなさんに市議会に送り出していただきました。
それから一年間。この問題は、新しい市長さんが誕生することで決着をいたしました。
みなさん 私は5期20年間、いっかんして平和と民主主義を守ること、市民のみなさんの願いがかない、市民の皆さんの声を聞き市民が主人公の市政実現のために頑張ってまいりました。
この4年間、特に最初の一年目、「市長を変えよう、市政を変えよう。」という大きな運動がおこり、私達共産党もそうした市民の皆さんの運動に合流させていただき、力を合わせれば市政は変えられるというこの体験は、私にとっても実に貴重な経験で、そしてこの市長選挙勝利に少なからず貢献できたことは、実にうれしく誇りに思っております。
それまでの市政と違って、「ものより人にお金を使う」「命を大切にする」高齢者対策と子育て支援策が前進するそういう政治が行なわれ、市民のための市政への前進が始まっています。
今度の市会議員の選挙はそういう中で行なわれる選挙です。 変わり始めた松本市政をさらにどれだけもっともっと「市民のみなさんのための市政」に前進させることができるかどうか、そういう中での市会議員の果たす役割は何か、このことが問われるのが今度の市会議員の選挙だと思います。
みなさん
4年前と比べて暮らしぶりいかがでしょうか。
いままで市民税を納めなくってよかった高齢者の方。自民公明政権の下で、老年者控除が廃止されることにより、新たに9717人の高齢者の方、市民税を納めなければならなくなりました。
働くみなさんの定率減税も廃止された、その結果みなさんこの2年間で市民のみなさんの負担増が17億円を超えました。
一方で大企業・資産家どうでしょう。 減税はそのまま温存、大企業は空前の儲け、あのバブル期以上の儲けを上げながら、銀行の中には一円も税金を払っていないところがあります。
自民公明政治はこれからさらに、大企業・資産家に総額は一兆7000億円の減税をしてあげるのだそうです。 実はこの一兆7000億円。 今度の税負担増で国民が負担する税金一兆7000億円と同じ額。
なんのことはない大企業資産家の減税のために国民の負担が再びのしかかる。
今、格差と貧困問題がその広がりと深刻さを増しています。本来政治は、この格差を解消するのが役割なのに、逆にこれを拡大する。 こんな政治を行っている国は、世界でも日本だけです。
みなさんこんな政治切り替えようではありませんか。 私はこの政治を切り替えるために全力を上げます。
でも、たしかに国の政治は直ぐには変わらない。残念ながらその通りです。
だからこそ、私はみんなで作り上げてきた松本市政の出番だと思うんです。
こういうときこそ市民のみなさん一人一人の顔が見え、みなさんの暮らしぶりが本当に良くわかる身近なこの松本市政が、自民公明政権の悪政がひどいときだからこそ、暮らしを守り福祉を守る防波堤の役割、こういう政治が求められているのではないでしょうか。
私は今度の選挙に当たって3つのこと提案・公約したいと思います。
第一番目は、国民健康保険税・介護保険料の引き下げです。
菅谷市長が就任後真っ先に直面した問題が、国保税の引き上げでした。 私たちは、それまでも一貫して一般会計からの繰り入れで、負担軽減軽減を求めてきました。残念ながら値上げはされましたが、年間5億円の繰り入れで、値上げ幅は半分に抑えることが出来ました。
今度は、これを介護保険にも適用して、負担軽減を図ります。
2つ目は高齢者対策。
介護で泣かない。介護での負担軽減のために、要介護認定を受けた方が障害者控除を受けられて減税につなげるその施策進めたいと思います。
お隣の新潟県では少なくない市町村ですでにこれが実施され、年間5万円前後の減税が実現しています。この仕事を是非私にやらせてください。
3つ目は子育て支援策をもっともっとすすめたいと思うんです。
みなさん4年前の選挙のとき、私は乳幼児の医療費小学校前まで無料を公約しました。3年かかりましたが、去年から所得制限なしですべての子ども達の医療費が無料になりました。
今度はこれを小学校卒業まで「窓口で無料」にする今回はこのことを公約にしたいと思います。
最後に平和の問題です。
今本当に憲法9条が危ない。 先週自民公明政権が手続き法案衆議院を強行通過させました。 その中味、国民投票の最低投票率を定めずに、開票した結果の過半数を超えていれば、それで憲法を変えられるようにしてしまう。こうした中身です。
こんなことになったら、本当にわずかな人の勢力、わずかな人の企み、力で、あの世界に向けて「戦争やらない、軍隊持たない」いわば世界公約ともいえる憲法9条がいとも簡単に変えられてしまうことになります。
今度の選挙は、市会議員の選挙ですが、国の根本問題にもつながる憲法9条を守る私はこのことも公約に掲げたいと思います。 「憲法9条守れ」のみなさん願い、是非ともこの選挙の中でも私にお寄せください。
みなさん
暮らしを守る3つの公約、平和を守るひとつの公約この公約実現に向けて、私にその仕事をぜひともやらせてください。
みなさんのお力でなんとしても、松本市の議会に送り出していただきますことを心よりお願い申し上げて、この場所をお借りしての訴えとさせていただきます。
どうかよろしくお願いをいたします。
(07年4月18日)
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