首痛・肩こりー最前線

 

首の痛み・肩こりは、安易に揉んではいけない!

 

首や肩のこりや痛みでお悩みの人は、症状を緩和するために整体やマッサージを受けたり、器具などで筋肉を揉んだり、押したりしているという人も多い様です。

しかし近年では、むやみに筋肉を揉んだり押したりすると、その時は刺激(脳で麻薬様の物質が放出される)で楽に感じたり気持ちが好くても、実際には脊髄の反射によって筋肉は逆に緊張していることが実験研究からも分かっています。

そのため、揉んだり押したりを頻繁に繰り返していると、(麻薬の常用と同じに)脳は直ぐに凝りを感じるようになり、また強めに刺激しなければ楽になったと感じられなくなる様になって来ます。

そして、体に強い力を加えることで、筋繊維や毛細血管を傷め、痛めた筋肉は修復される度により硬くなって行きます。(時には神経を傷めてしまうこともあります)

近年、そうした行為の繰り返しこそが、首の痛みや肩こりの慢性化や難治化の要因になっているとも言われています。(また、血管への負担が増すことで、高血圧や脳血管障害へのリスクも高まるとも言われています)

 

 

総じて体への強い刺激というのは、その時は気持ちが良い、楽に感じたとしても、長期的に見て体に良いことではないのです。

 

関節機能を正常化すると、首の痛みや肩こりの多くは消失・改善する!

そうした中、当院で患者さんの骨盤(仙腸関節)や首などの関節の 関節機能障害(神経の働きの乱れ)を見つけ、正しくリセット(調整する)すると、患者さんが訴えている首や肩のこりや痛みの多く(80%以上)が消失したり、軽減しています。

筋肉や筋膜を揉んだり、押したり、伸ばしたりなどせずとも、関節の機能をリセットすれば、多くの場合、その場で筋肉や筋膜の緊張が緩みます。

また肩凝りや首の痛みなどの症状を訴える人の中で、骨盤(仙腸関節)に機能障害がある人は、背骨の両脇にある背筋(脊柱起立筋群)や筋膜が、腰から背中、頭の付け根にかけてまで、硬く緊張をしているのが確認されます。(臨床経験上、過去に腰痛歴がある肩こり持ちの人の100%近くに、仙腸関節の機能障害が見つかります)

仙腸関節(前方より)

仙腸関節(後方より)


骨盤(仙腸関節)以外にも、首の痛みや肩こりの発生に深く関係している関節があります。例えば(下図、上から順に)、肋骨、鎖骨、頚椎部分の関節です。

頚椎部の関節

胸骨と鎖骨の関節

肋骨と胸椎との関節


頭痛、腕、肘、手指の痛みやシビレが消失・改善することも多い

仙腸関節に加え、これらの関節の機能障害をリセットし、神経の働きを正常化することで、こりや痛みが消失したり改善するケースというのもよく見らます。またこれらの関節での異常は、首・肩のこりや痛み以外にも、頭痛、寝違い、腕や肘、手指などの遠く離れた部位にも、痛みやシビレを起こす事が数多くあります。

腕や手に痛みやシビレがあると、レントゲンやMRIの画像などから、頸椎の軟骨の変形(頚椎症)や頚椎椎間板ヘルニア、頸肩腕症候群による神経圧迫が原因とされることも多いのですが、臨床的には、そうしたものが原因であることは少なく、関節機能障害が原因であるケースの方が圧倒的に多いのです。

 

ストレート・ネックが首の痛みや肩こりの原因?

また、首の痛みや肩こりに関連して、頸椎の生理的なCカーブの減少(ストレートネック)が原因として指摘されることがあります。しかし、当院で頚椎などの関節機能障害をリセットすると、症状の改善に伴ないストレート・ネックも改善するケースが多く見られます。

これらの臨床経験から、当院では、ストレート・ネックそのものは痛みやこり、頭痛の原因ではなく、関節機能障害による結果(症状)のひとつだと考えています。



 

関節機能障害(神経の働きの乱れ)とは


人体の関節は200以上あり、その殆どは関節包という膜に覆われています。本来、関節はその関節包の中で正常に動いてなければなりません。

しかし、何かしらの原因により関節包の中の0.5~3mmの動き(自動車のハンドルのあそびのようなもの)が損なわれ、関節内部がスムーズに動かなくなってしまう場合があります。

これを関節機能障害と言います。

 

関節には関節の位置、動き、振動、速度、痛みなどの情報を感知し、神経を介して脳に伝えるⅠ~Ⅳの4つのタイプの感覚受容器(センサー)があります。

関節機能障害の発生した関節では、それらの受容器(センサー)が誤作動を起こすなどし、神経系(脳)の働きに乱れ(アンバランス)が発生します。

その結果、痛み、シビレ、凝り、自律神経の不調などの症状が発生するようになります。

尚、関節機能障害(神経の働きの乱れ)というのは機能的な異常であるため、主に形状や位置などの構造的な異常を調べるX線やMRIの画像では確認することができません。

詳細:関節機能と神経系(脳)との関係


関節機能障害(神経の働きの乱れ)が原因である可能性のあるもの


頭痛/顔の痛み/原因不明の歯の痛み/顎関節の痛み/かみ合わせの異常/原因不明の耳鳴り/ムチウチで長期間にわたる首の痛みやコリ/首の痛み/腕や手指の痛み、シビレ/肩こりの大半/肩の痛み/野球肘、テニス肘とされる痛み/背中の痛みやコリ/肋骨の痛み/腰痛/椎間板や軟骨の異常が原因と考えられている腰痛、および下肢の痛み、シビレの多く/老化や骨粗鬆が原因と考えられている腰痛の多く/軟骨の変形が原因と考えられている股関節痛や膝関節痛の多く/原因不明の大腿部、ふくらはぎ、足の痛み、アキレス腱や踵の痛み/成長痛とされている痛み/自律神経の異常とされている症状/便秘/生理痛/手足の冷え/むくみ/身体のゆがみ/など

 


巷の整体とは異なる当院は、国連WHO(世界保健機関)のNGOである、世界カイロプラクティック連合(WFC)の日本代表団体、日本カイロプラクターズ協会(JAC)の認定院です。現在、長野県中信地域(松本市・塩尻市・安曇野市・東筑摩郡・北安曇郡・大町市・木曽郡)では当院のみとなります。腰痛、肩こり、手足の痛みやシビレ、骨盤矯正など身体の不調でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。