日誌詳細

11月24日(日)

   地域の皆さんにお願いに

今日は西部支部の皆さんと赤旗しんぶんの読者を増やす行動をしました。

3人で行動をし、二人の方に新たな購読を約束していただきました。
「長野県政を巡る県議会議員の方々の動きは、みんなしっかり見て知っていますよ。共産党の議員団が、いいことは良い悪いことはちゃんと知事を批判していることも知っています。今度は議員選挙ですね。」と本当に県知事選挙以来の県民市民の政治への関心の高まりと政治への参加意欲は決して衰えていないことを感じる。

拉致の問題で、日曜版を示しながらお話しすると、日曜の午前のため、「今テレビの討論会を見ていたところです。日本で誰かが関与しなければできないことと思っていましたが、それを共産党だなどと言っている人がいるのですか。とんでもないことですね。」と購読の約束はしてくれなかった人でも、宣伝紙を読んでくれることを快諾してくれました。
わずかに約1時間の行動でしたが、いつもは旦那さんとしか話さないお宅でも、初めて奥さんと対話ができたり、5年前に松本に帰ってきて仕事をしている青年とも対話ができました。

来春の選挙に勝利するためにも、対話をもっと広める必要を痛感した一日でした。

 

11月22日(金)

    姫路市を訪問して

兵庫県姫路市と松本市は、姉妹都市提携をしています。2年に一度行われる親善交換会に始めて参加しました。
日本に4つある国宝の城は、松本城、犬山城、彦根城、姫路城。その関係で松本市との姉妹都市提携です。

姫路城は、世界文化遺産に指定されたように、規模が違います。夕方ライトアップされたその天守は、別名白鷺城といわれるように中空に浮かぶその姿は文字どおり市のシンボルにふさわしい雄姿でした。夕方のジョギングで一周したわけですが、堀も石垣もその規模はたいしたものでした。

そんな姫路市でも、公共事業の見直し問題はどこでも例外ありません。
姫路市では、今、ドーム型の多目的ホール建設計画(最大1万人収容、アリーナ面積4000u、工事費約200億円)が話題となり、建設反対請願が議会に出されましたが、否決された後に今度は、議員による議案提出権を使って、市民に建設計画を公表して意見を公募、集約し、事業継続の適否を答申する審議会の設置を柱とした条例(「市多目的ドーム系ホールの建設に係る市民意見提出手続き等に関する条例」)の制定が準備されています。
建設の是非を決める住民投票条例ではありませんが、行政への市民参加のひとつの形態として注目に値するものです。
制定運動の中心になっている議員の話によると、長野県の田中知事誕生の触発されて、市民の参加をどうするかのひとつの形態としての提案とのこと。
確実に長野からの発信は全国に着地していることを感じます。

もうひとつは、空港建設です。
夜の懇親会の開会挨拶で、議長も市長も空港問題を強調していました。
姫路市と姉妹都市提携をしているもうひとつの鳥取市にも空港があります。松本、鳥取とあるのに姫路だけ空港がない。国の公共事業の見直しで凍結されたものですが、どれだけ利用見通しがあるのか。新幹線が通っている中でのその必要性はということでの見直しだが、松本も鳥取もその運営に関しては悩みの種。政府すら建設に躊躇するのも当たり前です。

視察先で早朝ジョギングも私の楽しみです。今回も翌日あさ、駅北口から北に伸びる50m道路を散歩しました。広い左右の歩道の真ん中に銀杏の木が植えられ、銀杏並木になっていますが、落ち葉のかた付けはどこでも悩みの種。
歩道の真ん中を仕切る銀杏の木を境に、店側は周辺の市民、外側(道路側)は行政の責任で委託して片付けていますが、店側のものを道路側にはきだしている市民がいる中で、やっぱり古くからの商店主は、「委託されている人たちは結局しっかりやってくれないから最後は自分たちでやらなければならない」と、銀杏の木にかかわりなく、黄色の絨毯を片付けいたのが印象的でした。

 現地の方とお話ができたり、新しい発見ができる私の議員になってからの「もう一つの視察」です。
以前、九州の久留米市に行ったとき、ごみ収集が有料になっている中で、早朝市民の方が歩道に一斗缶を軒先の歩道に並べてゴミを焼いていることも、朝ならではの発見でした。
以上取り止めのない感想でした。

 

11月19日(火)

    救命救急センターについて

夜、本日付の信毎を見た方からお電話をいただきました。

「構図としては、信州大学を決めた有賀市長に対して、それにクレームをつけた田中知事。そこに、日本共産党が市長側についている。今までのように力と力の対決で、その一方に、しかも有賀市長側に日本共産党が加担。という感じにしか見えない。」という意見です。
そして「私は、信州大学はあくまで研究・養成機関としての位置づけで、救命救急センターに人を派遣する役割。相沢病院がいいと思うが、日本共産党も信大というのならなぜかを明らかにするような態度が必要。いづれにしても対話が必要。」
日本共産党には、ただ『市長側についている』という現象面だけが、見えるような行動でなく、それこそ、この事態を打開するために、はじめから『信大以外にないではないか』と言う姿勢でなく、『なぜ信大か』がわかるような理由の説明とか、関係者の対話を促すような役割を果たしてほしい。」
と言うことを希望されました。

私としては、最初から信大と切り出すやり方は正しくなく、事実申し入れの中身も、「地元の要望を尊重した対応を」となっていることをお話し、石坂団長の最後のまとめの方向で進めるのが日本共産党の真意ですとまず説明しました。
そして本日行われた松本市の議会の場で、事態の打開のために市長に対し、対話の呼びかけと「車座集会」を田中知事に求めることを提案しましたが、市長は「自分は市長として、21万市民を代表しているのだから、医師会も含めて松本市としても一致していることだから、改めて市民に判断をゆだねるような車座集会は考えていない。議員の総意が必要とあらば考えるが、もうそうゆう段階ではない。」
「知事には選挙の公約である市町村長や議員との対話の方向を」と言うだけで、「車座の意思なし」と答弁したこともお知らせしました。
その方から最後には「ぜひ日本共産党にはそうした役割を果たしてほしい」と強調されました。

 第2期田中県政への対応を質的に発展させる重要性を実感させられた一日でした。

11月11日(月)

  聴覚障害者に対応した災害情報提供システムが実現の見通し
           広域連合11月定例会開かれる

広域連合の11月定例会が本日開かれ、インターネットを活用した災害情報の提供システムに関する補正予算が可決、聴覚障害を持つ方にも情報がEメールなどを使い提供されることになりました。

この問題は、7月12日の定例会の折、ふとした機会で、広域消防局が準備していた災害情報の提供システムの中にこのままでは、聴覚障害者に対する対策が組み込まれないという話がある中で、消防委員会で取り上げ、その実現を求めたものでした。
IT技術が発展している中で、情報のバリヤフリーは、すでに他県などでは実施されていたもので、聴力障害者の団体からも要望が出されていた経過があり、これらの団体が実現を申し入れた際の消防局の回答は、「難しい」というものでした。その時点で関係団体のかたがたとの連携が取れれば、補正といわず新年度予算の中で実現の見通しがついてことだったのに、日頃からのこれらの団体との交流の不足を反省させられたところです。

 尚、今日の時点では、残念なことに、実現の方向について団体にも話してなく、予定しているシステムについての意見、要望も聞いてないとのこと。せっかくやるのならどうしてシステム構築の段階から一緒にやらないのか。この点は指摘をし、議会本会議での委員長報告に盛り込まれ、直ちに関係団体との話し合いが行われることになりました。
 常日頃からアンテナを高くしなければと改めて反省したことでした。

 今日は、月曜日定例の議員団会議の日。12月中に毎年出す市長への来年度予算編成を前にした政策予算要求をまとめるにあたり、各団体との懇談会の日程も確認しました。
 12月議会も目前。皆さんの要望をぜひメールで、送ってください。