「新たな百年への第一歩  −市民とともに 次代につなぐまちづくり−」 
 
と題され、発表された予算案の中から、6つの政策の柱に即していくつか紹介します。

 1 みんなでつくる協働のまち
○自主防災組織防災資機材整備事業等への補助(限度額の年限を5年から3年に短縮)   1110万円
○市民活動団体に低利で融資をする「NPO夢バンク」に原資の一部として資金貸付
             (300万円から600万円に拡大)                         600万円
○芥子坊主山を市民の森として、市民の手で里山整備                        70万円

 2 いつでも健康ではつらつと生きるまち
○妊婦一般健康診査事業を充実
   (公費負担を2回→5回、県外受診(里帰り出産)を新たに補助)              4748万円
○不妊治療費助成事業を拡充(治療費の助成を限度額10万円まで → 20万円まで)      169万円
○公共の場所における受動喫煙防止及び妊婦への思いやりの持てる環境づくり
   (分煙等ステッカー及びマタニティーマークの配布)                          65万円
○重度障害者の移動支援のためのタクシー券・自動車燃料の補助基準額を引上げ
       (単価640円→700円)                                   1802万円

 3 安全で安心してゆとりをもって暮らすまち
○個人木造住宅等の耐震診断、耐震補強への補助
  (昭和56年以前の建物を対象・非木造一戸建、町会公民館も可)              2606万円
○(仮称)松本安心ネット稼動                                      76万円

 4 美しい環境を大切にして未来につなぐまち
○地球温暖化防止・環境負荷抑制のための、住宅用太陽光発電システム設置者への補助
   (20年度に1%に)                                         790万円
○上高地明神・徳沢地区の施設への電力を供給                       1億6589万円

 5 熱気と活気にあふれ輝くまち
○クマ、サル、カラス、シカなどの有害鳥獣対策を推進                        1262万円
○外国語による公式観光ホームページの充実(北京語、ロシア語)                  90万円
○勤労者のための資金融資枠の拡大(預託金2億円→3億円4,000万円)         3億4000万円
○団塊の世代等を対象に、市内農家で農業体験の機会を提供し、就農を支援          132万円

 6 心豊かに夢がふくらみ育つまち
○小中学校に在籍する発達障害のある児童生徒、障害のある児童生徒に対する介助や学習支援を行う特別支援教育支援員を配置                                            842万円
○小中学校での不登校や発達障害児などに対応するための非常勤嘱託教員の増員
          (20人→24人 これで小中学校とも2校に1人配置)                 8170万円